29年お旅まつり

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こんにちは。八松苑の坂井里美です。

 

いよいよ今週末は小松市のお旅まつり。

 

曳山子供歌舞伎(ひきやまこどもかぶき)の上演は

平成29年5月12日(金)~14日(日)です。

 

 

 

 

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今年の当番町、中町は「神霊矢口の渡 頓兵衛住家の段」

(しんれいやぐちのわたし とんべえすみかのだん)

 

 

兄を謀殺された新田義岑は恋人の傾城 臺とともに、

追っ手を逃れて渡し守の頓兵衛の家に一夜の宿を求めます。

 

頓兵衛の娘お舟は義岑にひとめ惚れし、義岑も心を動かされ

ますが、実は頓兵衛は義岑の兄を殺した犯人でした。

 

 

深夜、頓兵衛が義岑を殺そうと刀で突き刺しますが、

刺されたのは身代わりとなった娘のお舟でした。

 

頓兵衛は義岑を追いかけ、瀕死の傷を負ったお舟は

二人を逃がすために太鼓を叩いて追っ手を欺くのでした。

 

 

 

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龍助町は「玩辞楼十二曲の内 義士外伝『土屋主税』」

(がんじろうじゅうにきょくのうち

ぎしがいでん『つちやちから』)

 

 

赤穂浪士のひとり大高源吾は、吉良邸への討ち入りの前日、

俳諧師の宝井其角に仕官が決まったと嘘をつき

別れの挨拶に訪れます。

 

其角が去り際に「年の瀬や 水の流れも 人の身も」と

詠みかけると、源吾は「明日待たるる その宝船」と

下の句を返します。

 

 

その夜、吉良邸の隣の土屋主税の屋敷で行われた句会で

其角から昼間の一件を聞いた主税は、真意に気付きます。

 

折しも聞こえる山鹿流の陣太鼓、主税は赤穂浪士の

討ち入りじゃと喜び最高の見せ場となります。

 

 

 

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上演スケジュールです。

 

 

 

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会場・交通案内図はこちら。

交通規制がありますのでご注意くださいね。

 

 

 

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